先輩看護師からのメッセージ

 済生会下関総合病院では、 若いナースたちがキヤリアアップを 目指し、 いきいきと働いています。
 そんな先輩ナースたちの生の声をお届けします。

集中治療室 阿部 美月紀

 私は集中治療室に勤務しています。主に循環器と心臓血管外科の重症患者さんの看護を行っています。患者さんの生命を守るため、迅速かつ的確な判断とケアが求められます。また、モニターや医療機器に囲まれた環境で、多職種と連携しながら、安全かつ安心なチーム医療を実践する場でもあります。高度な知識と技術が求められ、常に緊張感のある環境ですが、患者さんの小さな回復を間近で感じることができるため、非常にやりがいのある部署です。

4階西病棟 加賀山 千紘

 私は、泌尿器科・小児科・形成外科・皮膚科の混合病棟で勤務しています。当病棟は手術や検査のための短期入院が多く、限られた時間の中であっても、患者さん一人ひとりの思いに寄り添い、安心して過ごせる看護を提供できるように努めています。新生児から高齢者まで幅広い年代の患者さんと関わるため、それぞれの小児成長段階や患者の個性に応じた柔軟な対応が求められます。特に小児看護では、子どもたちが安心して過ごせるように検温や処置時の声かけを工夫し、付き添いのご家族にも目を向けた支援も大切にしています。治療やケアの内容をわかりやすく丁寧に説明し、ご家族にも安心していただける看護を提供していきたいと思います。

4階東病棟 河内 美佳

 私が勤務する産婦人科病棟では、地域周産期母子医療センターとして、正常分娩だけでなく合併症を持つ妊産褥婦の分娩に携わる場面が多くあります。そのため、助産師として知識や技術を求められるので、幅広く経験を通して学ぶ機会が多くあります。一つの分娩という場面でもチームワークを大切にしており、その中で命の誕生に立ち会えることは助産師として大きな喜びであり、日々のやりがいに繋がっています。

5階東病棟 平尾 京香

 私は、整形外科病棟に勤務しています。スポーツ外傷、事故や転倒による外傷の患者が多く入院されます。幅広い年齢層の患者に対して、基礎疾患や社会背景を把握した上での看護、周手術期看護が必要となります。元のライフスタイルに近づいた状態で退院できるよう援助するため、多職種と連携・調整し、院内外の研修に参加するなど自己研鑽に努めています。また、整形外科外来と一元化しており、外来・病棟スタッフ間で連携を図りながら継続した看護を提供しています。外来と病棟の両方を経験していることを強みに、リーダーシップや新人教育の面でもスキルアップできるよう努めていきます。

6階東病棟 上永 美優

 私は、腎臓内科、眼科、歯科の混合病棟で勤務しています。
 慢性疾患が多く、糖尿病の教育入院や血液透析導入を目的に入院される患者さんに対し、パンフレットを用い指導を行っています。生涯治療の継続を必要とする疾患のため、患者さんやご家族からの質問に、丁寧に正確な説明ができるよう病態について、日々研鑽し、学びを深めています。
 眼科や歯科の患者さんは、手術を目的に短期間の入院となるため、その中で手術に対する不安や緊張を少しでも軽減できるような声かけを行い、手術に臨めるよう心がけています。

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